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遺伝子治療で「視力」を100倍改善させることに成功 - ナゾロジー
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遺伝子疾患も治る時代になってきました。 アメリカのペンシルベニア大学(Penn)で行われた研究によって、遺伝子治療によって遺伝性の網膜疾患を治療し、視力を100倍改善させることに成功しました。 対象となるレーベル先天性黒内障は幼児期に失明を引き起こす先天性の疾患であり、見た目には眼球に異常がないのに、目が見えなくなってしまう病気として知られています。 遺伝子疾患ということでこれまで決定的な治療法がありませんでしたが、新たな研究では患者の網膜の遺伝子を書き換えることで、視力の大幅な改善に成功しており、薬の最大量を投与したケースでは1万倍の視力回復も確認できました。 研究者たちは細胞核の内部に収…
7h ago
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種属不明だった深海生物、史上初の海中を漂う「深海ウミウシ」だったと判明! - ナゾロジー
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色鮮やかな見た目から”海の宝石”とも称されるウミウシ。 彼らは基本的に海岸付近の浅い海にいますが、このほど、極めてレアな深海を「自由遊泳」するタイプのウミウシが新たに発見されました。 深海に生息するウミウシはほぼ知られておらず、深海の「海底」を這って暮らすウミウシがわずかに確認されているのみでした。 しかし、深海を自由に泳ぐウミウシが見つかったのは史上初めてだといいます。 報告をした米モントレー湾水族館研究所(MBARI)によると、本種が初目撃されたのは20年以上前のことですが、種属がまったくの不明であり、長年の調査を重ねて今回ついに新種として正式に記載できたという。 一体どんな生物なのでし…
#動物 #新種 #深海 #nazology #ウミウシ #海洋生物 #深海生物
13h ago
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サイコパスは「痛みを伴う失敗」から学習できない! - ナゾロジー
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私たちは誰でも自分の未熟さゆえに、しばしば「バカ」をします。 例えば、腹が立って思わず壁を思い切り殴りつけも、手に激痛が走ってケガしてしまうだけです。 私たちはこうした”痛み”の経験を通して「もう腹が立っても二度と物には当たるまい」と学習し、成長していきます。 ところがサイコパスは違うようです。 オランダ・ラドバウド大学(Radboud University)の心理学研究により、サイコパス特性が強い人ほど、痛みに対して鈍感であり、痛みを通した学習をしなくなることが明らかになりました。 これはサイコパスが痛みを伴う罰を受けても反省せず、自らの行動を改善しない理由を説明する可能性があります。 研…
18h ago
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シャチがボートを襲う理由「マグロ狩りの練習」だった - ナゾロジー
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イヌやネコはおもちゃで遊ぶのが大好きであり、これによってストレスを発散させるだけでなく、狩りのテクニックを学んでいます。 スペインでイルカの研究や保護を行う団体「Bottlenose Dolphin Research Institute(BDRI)」に所属するブルーノ・ディアス・ロペス氏ら研究チームによると、海洋生態系の頂点に立つ海の王者「シャチ」にも、同様の傾向があるようです。 新しい研究によると、シャチがボートを襲うのは、マグロを狩るための練習である可能性が高いというのです。 むやみに反撃しない人間たちのボートは、シャチたちが遊びながら狩りを学ぶのに都合の良い存在なのかもしれません。 研…
on Sep 6
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「割高なのになぜ?」フードデリバリーは低所得層ほど利用率が高い - ナゾロジー
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今や『Uber Eats』などのフードデリバリーサービスを知らない人はいないでしょう。 街中でも、フードデリバリーサービスの配達員の姿をよく見かけます。 しかし、「よく利用する」という人もいれば、「まったく利用したことがない」という人もいるように、利用頻度に関しては大きな差が生じています。 ではよく利用するのはどういう人たちなのでしょうか? そこに何らかの傾向はあるのでしょうか? そこでイギリスのロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)に所属するスティーブン・カミンズ氏ら研究チームは、COVID-19パンデミックから急激に成長したこのフードデリバリーサービスの利用率と世帯の関係について調…
#生活 #肥満 #食品 #nazology #イギリス #社会問題_社会哲学
on Sep 6
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鎧竜アンキロサウルスは「車に高速で衝突」されても平気だと判明! - ナゾロジー
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鎧竜として知られるアンキロサウルスは全身を頑丈な装甲(アーマー)で覆っていました。 アーマーはライバル同士の争いや肉食恐竜からの保護に役立ったと見られますが、実際にどれほどの防御力を誇っていたのかはよくわかっていません。 しかし最近、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究により、アンキロサウルスの鎧は自動車に高速でぶつかられても平気なくらい頑丈であったことが示されました。 もしアンキロサウルスに車で衝突したら、吹き飛ばされるのは私たちの方かもしれません。 今回の研究は2024年10月30日に開催された『古脊椎動物学会(Society for Vertebrate Paleont…
on Thu, 10AM
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数時間でシシャモ1000万匹がタラ250万匹の群れに食われる「史上最大の捕食イベント」を確認 - ナゾロジー
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わずか数時間のうちに1000万匹以上のシシャモが姿を消す… そんな神隠しのような出来事がノルウェー沖で確認されました。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)とノルウェー海洋研究所(IMR)の研究によると、これはシシャモの大群が約250万匹のタラに遭遇したときに起こったもので、研究者は「これまでに記録された史上最大規模の捕食イベントだ」と評しています。 しかしそんな短時間で大量のシシャモが食べられるとすると、種の存続に支障はないのでしょうか? 研究の詳細は2024年10月29日付で科学雑誌『Communications Biology』に掲載されています。 目次 シシャモは全長数十キロに…
on Thu, 4AM
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【タッチスクリーンからボタンへ】物理ボタンの復活が始まっている - ナゾロジー
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2007年に登場したiPhoneは、世の中から物理ボタンを無くしていきました。 しかし2024年9月、最新モデルであるiPhone 16には、2つの新しいボタンが追加されることになりました。 この現象は、スマホ以外の製品でも生じており、「ボタンの復活」が始まっていることを示唆しています。 ボタンの歴史を扱った書籍『Power Button:A History of Pleasure, Panic, and the Politics of Pushing』を執筆したインディアナ大学ブルーミントン校(Indiana University Bloomington)のレイチェル・プロトニック氏は、ボ…
on Wed, 10PM
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植物は耐性ステを上げすぎると成長にデバフを受けると判明! - ナゾロジー
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植物の世界でもステ振りは慎重に行う必要があるようです。 フィンランドのヘルシンキ大学(UH)で行われた研究により、植物は耐性遺伝子を多く持ちすぎると成長能力が低下し、逆に耐性遺伝子が少ない種では、成長能力が高いレベルに保たれていることが示されました。 このことは、特定の遺伝子を獲得することで起こる変化は、RPGのレベルアップのときのような「純利益」のみではなく、同時に遺伝子がもたらす負の影響を受け入れなければならない可能性を示しています。 しかし、なぜ植物たちのステータス設定は数ある要素の中で「耐性」と「成長」を結び付けるように進化したのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年11月7日に『…
on Wed, 3PM
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【吸血コウモリをランニングマシンで走らせる】「吸った血」の代謝メカニズムが明らかに - ナゾロジー
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なんとも奇妙で愉快な実験が行われました。 それが「吸血コウモリを」をランニングマシンで走らせるという実験です。 まるでモンハンのティガレックスを彷彿とさせる姿ですが、なぜこんな実験を行ったのでしょうか? カナダのトロント大学(University of Toronto)に所属するケネス・C・ウェルチ氏ら研究チームは、この実験から、血液を主な食事とする吸血コウモリが、血液からどのようにエネルギーを得ているか(代謝のメカニズム)が明らかになったと語ります。 吸血鬼は一体どの様に、他者から吸った血液をエネルギーにしているのでしょうか? 研究の詳細は、2024年11月6日付の学術誌『Biology …
on Wed, 4AM
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脳に磁場をかけて「うつ病」を5日で改善!自宅で出来る治療法の開発 - ナゾロジー
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脳に微弱な磁場を与えることで、うつ病を短期治療できるようです。 うつ病には、薬物療法、心理療法に次ぐ第3の治療法として「rTMS治療(=反復経頭蓋磁気刺激療法)」があります。 rTMSは頭部に電磁コイルを設置して脳内に磁場をかけることで微弱な電流を誘導し、神経活動を正常化する治療法で、薬物の副作用も少なく、脳への負担が少ないとされています。 英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)、中国・貴陽学院は最近、このrTMS治療を従来のタイムスケジュールよりも大幅に短縮させた新たなプロトコルの有効性を検証。 その結果、治療開始からわずか1週間ほどで、うつ病の改善効果が得ら…
on Wed, 1AM
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コヨーテは「狩ると増える」衝撃の研究内容が発表 - ナゾロジー
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矛盾ではないようです。 アメリカのニューハンプシャー大学(UNH)で行われた研究により、人間による狩猟や集中的な駆除はコヨーテの個体数増加につながることが示されました。 人間による狩猟は直接的に動物の数を減少させ、いくつかのケースでは絶滅させるに至っています。 コヨーテの場合も西部開拓時代から人間の家畜を襲う害獣として認定されており、長い間狩猟の対象とされてきました。 しかしコヨーテの個体数は過去100年間で劇的な増加をみせており、生息域の大幅な拡大が確認されています。 さらに研究ではコヨーテの狩猟が許可されている地域ほど、コヨーテの増加が著しいことも発見されました。 研究者たちは「この発見…
on Tue, 8AM
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ポンペイの噴火から逃げる親子像、DNA鑑定したら赤の他人だった - ナゾロジー
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古代ローマの都市である「ポンペイ」は、西暦79年に起きたヴェスヴィオ山の大噴火で滅びました。 このポンペイの遺跡で有名なのが、火砕流で生き埋めになった市民たちの様子が火山灰の層に空洞となって残っており、ここに石膏を流し込むことで当時の様子が再現できたことです。 例えば、「母が子供を覆い隠して守ろうとする親子像」は有名であり、多くの人がその親の愛情と親子を襲った悲劇に心を打たれました。 しかし最近、ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)に所属するアリサ・ミトニック氏ら研究チームが、その推…
on Tue, 5AM
From kusuguru.co.jp
あなたはどれ? Wikipediaユーザーに見られる「3つの好奇心タイプ」 - ナゾロジー
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オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」は今や、世界中で高い人気を誇るウェブサイトの一つです。 ありとあらゆる分野を網羅しており、「ちょっとした調べ物をするときは決まってウィキペディアを使う」という人はかなり多いでしょう。 そんな中、米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)の最新研究で、ウィキペディアを使う人は主に3つのタイプに分けられることが明らかになりました。 研究者が提唱するのその3タイプを、「ビジーボディ」、「ハンター」、「ダンサー」と名付けています。 これはそれぞれどのようなタイプで、皆さんはどのタイプに当てはまるでしょうか? …
on Tue, 1AM
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なぜサボテンが「あんなふう」に進化したのかが判明!単なる暑さや乾燥じゃない - ナゾロジー
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サボテンと聞いて、どんな風景を思い浮かべますか。 きっと、乾燥した砂漠にポツンと生えるトゲだらけの植物を思い浮かべる方が多いでしょう。 しかし、実はサボテンの仲間たちはその見た目以上に多様で、地球上のさまざまな環境に生息しています。 その多様化の理由を解明するため、 英国のレディング大学(University of Reading)による最新の研究では、サボテンの進化に影響を与える5つの重要な要素を明らかにしています。 それは、「昼間の気温の変動幅」、「年間気温の変動幅」、「土壌の砂の量」、「サボテンのサイズ」、そして「地理的な分布範囲」です。 この記事では、これらの要因がどのようにサボテン…
on Mon, 9AM
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1969年7月、アポロ11号に乗った宇宙飛行士ニール・アームストロング氏とバズ・オルドリン氏は、人類史上初めて月面歩行した人間となりました。 この事実は、今や世界中の多くの人が知っています。 けれど、最初の2人は世界的に知られているものの、その後人々の関心は徐々に薄れていき、人類が月面を歩いた最後のミッションについては報道もほとんどされず、あまり知られていません。 そのため、月面を歩いたのは上記の2人だけだと思っている人や、中には1回しか行ってないんだから月面着陸は捏造だなどと言う人もいます。 しかし、アポロ計画では最初の月面歩行から3年5カ月の間に計6回の月面着陸、歩行調査を行っています。…
on Mon, 6AM
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「ただ何となくやっても意味がない」最新研究が解き明かすストレッチの健康効果 - ナゾロジー
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皆さんはストレッチをしていますか? ストレッチは、有酸素運動や筋トレと同じく、ポピュラーなエクササイズですが、運動やスポーツの前に何となくやっているぐらいで、その効果をはっきりと認識していない人も多いのではないでしょうか? 実際、これまでの研究を見ると、有酸素運動や筋トレに比べてストレッチの健康効果はよく分かっていませんでしたが、近年の研究によって、ストレッチを続けると意外な効果があることも分かってきました。 本記事では、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)と呼ばれる、反動や弾みをつけずに身体をゆっくりと伸ばし、その状態をキープするエクササイズの効果を説明します。 目次 柔軟性と死…
on Mon, 1AM
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結局クマムシの驚異的な耐久性は何のために進化したのか? - ナゾロジー
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クマムシは絶対零度で凍結されても、人間にとって致死量の500倍もの放射線に晒されても、空気がない宇宙空間に10日間放置されても生き残ることができます。 地球生命は自分が住む生活環境に適応するように進化してきましたが、クマムシの驚異的な耐性能力は地球環境と比べるとオーバースペックと言えるでしょう。 いったいなぜクマムシたちは、地球では考えられない環境に適応するように進化したのでしょうか? 今回は、クマムシの驚くべき能力がいかにして発見され、そして耐性の秘密を解明しようとした250年に及ぶ人類の研究史について、まとめて紹介したいと思います。 目次 現代のクマムシ研究は核戦争の恐怖の中ではじ…
on Sun, 11AM
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海洋微生物の調査により「抗がん剤」や「抗生物質」の有力候補を多数発見 - ナゾロジー
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多くの薬は、植物が生み出す物質を基に開発されてきました。 サリチル酸はその代表的な例で、柳の皮から抽出され、アスピリンの原料となりました。 また、ケシからはモルヒネが、キナの木からはマラリア治療薬のキニーネが作られました。 これら植物は自らを守るために多種多様な化学物質を生成しています。 また、自然界に多く存在する放線菌と呼ばれる微生物でも同様で、細菌や他の微生物から自分を守るために抗生物質を作り出しています。 人間はこのような特性を利用して、自然界から多くの抗生物質を開発してきました。 では、海の中の微生物はどうでしょうか。 広大な海の中には、私たちがまだ十分に解き明かしていない驚くべき秘…
on Sun, 8AM
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唇を不死化させて培養することに成功!実は研究が難しい人間の唇 - ナゾロジー
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人間の唇は、柔軟性や機能、見た目の点で、他の動物と比べて非常に特殊です。 私たちにとって当たり前の「唇」は、代わりのない貴重な存在なのです。 だからこそ、唇を損傷してしまうと医学的にも復元が難しく、患者のその後の人生に大きな影響を及ぼしてしまいます。 また唇の細胞は採取することが難しく、唇の病気に関する研究も難しいものとなっていました。 そのような唇に関連する治療問題に対して、スイスのベルン大学(University of Bern)に所属するマーティン・デゲン氏ら研究チームは、シャーレ内で唇の細胞を培養することに成功しました。 今後は、この唇細胞を用いて、唇の外傷や感染症に対する新しい治療…
on Sun, 5AM
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美食都市の幕開け!江戸時代の外食産業について - ナゾロジー
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東京はミシュランガイドの星の数の世界一位を2024年時点で17年連続で記録しており、まさに世界を代表する美食都市です。 そんな東京ですが、江戸時代から外食産業が盛んであり、江戸の町人たちは料理店の食事に舌鼓を打っていました。 果たして江戸時代にどのような外食店があったのでしょうか?またどのようなものが食べられていたのでしょうか? この記事では江戸時代の外食産業の軌跡と実情について取り上げていきます。 なおこの研究は、京都産業大学日本文化研究所紀要27巻 p. 350-400に詳細が書かれています。 目次 上方で産声を上げた外食産業外食文化が花開いた化政時代 上方で産声を上げた外食産業 …
on Sun, 3AM
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女性が肛門でどのように快楽を感じるかをマジメに研究した論文が発表される! - ナゾロジー
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女性にとってのアナルセックスについて調査した真面目な研究があります。 それが米国のインディアナ大学(Indiana University)で2022年に行われた研究で、女性がどのように肛門で快楽を得ているかを、女性の視線から解明する史上初の試みが行われました。 研究ではこれまで定義されてこなかった、3種類の肛門へのアプローチ(表面刺激・挿入・複合技)が特定され、それぞれのアプローチを経験した割合と評価、具体的な技法、経験した経緯に至るまで細かな分析が行われています。 研究者たちは、調査によって得られた情報は、人々が自らの快楽に対する主権を確立し、社会的・医学的に汚名を着せられがちなアナルセッ…
on Sat, 12PM
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石油はなぜ枯渇しないのか? 石油無機起源説の検証 - ナゾロジー
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石油は、数億年前の生物の遺骸がもとになり長い年月をかけて地中で生成された、というのが一般的な理解だと思いますが、「石油は生物起源ではない」という学説を聞いたことはないでしょうか。 この石油無機起源説については、1870年代に元素の周期律表で有名なロシアの化学者メンデレーエフが提唱したことが始まりで、旧東欧諸国では古くから定説とされていた学説です。 その後、東西の対立もあり、この学説はあまり顧みられることもなかったのですが、有名な米国の宇宙物理学者であるトーマス・ゴールド(Thomas Gold)が、2003年にScientific American誌に発表したことで、西側諸国でも注目を浴びる…
on Sat, 9AM
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巣作りで求愛する鳥、実は音響効果まで気にしていた - ナゾロジー
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メスへの求愛のために巣を作ってアピールする鳥がいる、という話を聞いたことのある人は多いでしょう。 しかし、ここでアピールしているのは巣の外観だけではなかったようです。 オーストラリアのディーキン大学(Deakin University)のエンドラー(Endler)氏らの研究チームは、オーストラリアを主な棲息地とするバウアーバードのオスが、求愛に用いる巣は自らの歌声の魅力も増すように音響効果まで考慮して建設していることが判明しました。 この音響効果を含めて上手く建設できるオスほど、メスにモテるのだという。 アイドルやアーティストのコンサートでは、会場の音響についても気にするファンはいますが、歌…
on Sat, 5AM
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肉を科学する:生肉と焼いた肉の化学的な違いとは? - ナゾロジー
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生肉と焼いた肉は、見た目や味が大きく変化しますが、これは一体どういう理由で起きるのでしょうか? ここには肉に関する化学反応が深く関わっています。 今回は生肉と焼いた肉は、化学的に何が異なっているのかを解説していきます。 これを理解することで、肉料理の楽しみ方も広がるかもしれません。 目次 生肉とは化学的にどういう状態なのか?調理時のお肉には何が起こっているのか 生肉とは化学的にどういう状態なのか? 鮮やかな赤色の肉は新鮮なのか? / Credit:Canva生肉は主に水分、タンパク質、脂肪、ミオグロビンから成り立ち、その構造が肉の質感や見た目、風味に影響を与えています。 特にミオグロビ…
on Sat, 3AM
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回転力はどこから?光の力でだけ動く不思議な歯車が開発される - ナゾロジー
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中に小さなマウスが入っているわけではありません。 スウェーデンのヨーテボリ大学(GU)は光をあてると回転する微小な歯車を開発。 この装置は歯車自体が回転するため、モーターのような動力部は必要ありません。 研究者たちはこの歯車の仕組みを使うことで、限界を超えた機械の小型化が実現できると述べています。 しかし、いったいどんな仕組みが光を回転力に変えているのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年9月25日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて公開されました。 目次 光の力で回転する歯車メカニズム:風の代りに光を受けて回転する歯車光の回転で歯車を制御する 光の力で回転する歯車 光の力…
on Nov 8
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キンキンに冷えたビールを最も長く保たせるグラスの形を科学者が特定 - ナゾロジー
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働いた後やお風呂上がりのキンキンに冷えたビールは最高です。 缶のまま飲んでも美味しいですが、グラスに注いだビールは格別でしょう。 そんな最高のひと時を、少しでも長く楽しむ方法はあるでしょうか。 ブラジルのサンジョアンデルレイ連邦大学(UFSJ)に所属するクラウディオ・C・ペレグリーニ氏は、数あるグラスのデザインの中から、最もビールを冷たく保持できる形を科学的に特定しました。 研究の詳細は、2024年10月15日付で、プレプリントサーバ『arXiv』にて発表されました。 目次 最後までキンキンに冷えたビールを楽しむには?最適なグラスの形状を探る研究ビールを冷たいまま飲むための「最適なグラ…
on Nov 8
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AIによって人間の「恋愛感情」を誘導する新しい技術が登場 - ナゾロジー
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多くの人は、交際相手や結婚相手を自分の意思で決めます。 「この人とは気が合う」と感じたからこそ、一緒にいることを決意するはずです。 しかし近い将来、そんな胸の高鳴りを、「AIが誘導する」時代がくるかもしれません。 最近、イギリスのグラスゴー大学(UofG)心理学部に所属するパブロ・アリアス・サラ氏ら研究チームは、使用者たちが気づかないレベルでリアルタイムに画面上の顔を操作するAI顔フィルターを開発しました。 このAIは、わずかに笑顔の印象が良くなるよう操作し、さらにお互いの笑顔を浮かべるタイミングを同期させることで、オンラインデートで初めて会った2人が互いに惹かれるよう操作できたという。 過…
on Nov 8
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気絶するまで息を止められないのはなぜなのか?実はダイバーはできる - ナゾロジー
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誰しも「何秒間、息を止められるか」というチャレンジを行ったことがあるでしょう。 どんなに我慢したとしても、大抵の場合は数十秒、長くても2分以内には、息をしてしまうものです。 まして、意識を失うまでの5~6分を、自力で息を止めたままにすることは到底できません。 では、どうして私たち人間は、自分で息を止めて意識を失ったり、窒息死したりできないのでしょうか。 ここでは、人間に備わっている安全システムについて解説します。 また、熟練のダイバーや大胆な実験に見られる「例外」についても触れます。 目次 息を止め続けることができないのはなぜ?呼吸を止めさせない「身体の安全システム」たち安全システムを…
on Nov 7
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食べ物の好き嫌いはワガママじゃない!遺伝子との関連性 - ナゾロジー
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食べ物の好き嫌いは「わがまま」と思われがちでしたが、それだけではない可能性がありそうです。 英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL)らの研究チームで、食べ物の好き嫌いには、実は遺伝的な要因が大きく関係していることが明らかになりました。 また、年齢とともに味覚に変化が生じ、かつて苦手だった食材が大人になると受け入れられるようになるのも科学が関係しています。 研究の詳細は2024年9月19日付で学術誌『Journal of Child Psychology and Psychiatry』に掲載されています。 目次 子どもの好き嫌いはなぜ生まれるのか?子どもの頃は苦手だった味、大人…
on Nov 7
From kusuguru.co.jp
麻痺患者を再び歩けるように!自ら近寄り装着もサポートする「次世代外骨格」 - ナゾロジー
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これまで外骨格は、下半身麻痺患者にとって「再び歩く」という夢をかなえてきました。 しかし、従来の外骨格は重くて複雑であり、患者は健常者のサポートを受けなければ外骨格を装着できませんでした。 最近、韓国科学技術院(KAIST)は自ら歩行し、麻痺患者の装着をサポートできる「次世代外骨格」を開発しました。 この外骨格を装着した患者は、「狭い隙間を歩く」など麻痺患者にとって難易度の高い様々なミッションをクリアし、義肢などを用いた障がい者の競技「サイバスロン2024」で優勝しました。 詳細は、2024年10月24日付の『韓国科学技術院』より発表されています。 目次 再び歩く!麻痺患者の夢を実現さ…
on Nov 6
From kusuguru.co.jp
量子電池は充電量を超えたエネルギーを放出できる - ナゾロジー
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量子電池の奇妙な特性が明らかになりました。 ドイツのポツダム大学(UP)で行われた研究により、量子電池とそれを使う機械の両方で量子状態を共有すると、電池が失うよりも多くのエネルギーを機械が得られる可能性が示されました。 この仕組みを応用することができれば、通常の電池とは桁違いに効率的な電力供給が可能となるでしょう。 しかし、電池はそもそも蓄えたエネルギーを失うことで仕事をこなすはずです。 なのにどうして失うよりも大きなエネルギーが供給できるのでしょうか? 研究内容の詳細はプレプリントサーバーである『arXiv』にて公開されています。 目次 量子電池は失うより多くのエネルギーを供給できる…
on Nov 6
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恐竜時代の鳥類の出現が「セミの飛行能力」を急速に進化させていた! - ナゾロジー
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恐竜時代の空中戦がセミを進化させたようです。 英ロンドン自然史博物館(NHM)、中国科学院(CAS)はこのほど、2億年以上前の三畳紀に誕生した古代ゼミの一群が、約1億6000万年前のジュラ紀後期を境に、飛行能力の急速な進化を遂げていることを明らかにしました。 この時期は鳥類が台頭し始めた時期と一致しており、古代ゼミは捕食鳥から逃げるために翼の長さや体格を劇的に変えたことが示唆されたのです。 ライバルの存在によってセミはパワーアップしたのかもしれません。 研究の詳細は2024年10月25日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 目次 セミの楽園を終わらせた強…
on Nov 6
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授業中に「スマホチェックの休憩」を取ったら生徒の成績が向上した - ナゾロジー
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近年、年齢を問わずスマホ依存症が深刻な社会問題となっています。 読者の中にも、頻繁にスマホをチェックしていないと落ち着かず、眼の前のことに集中できなくなるという人もいるのではないでしょうか? スマホの利用方法に関する問題は世界共通で、アメリカの大学でも学生が授業中に勉強と関係ない目的でスマホを使うことによる学業への悪影響が懸念されています。 こうした問題に対して、スマホの利用を完全に禁止するという対処法もよく聞きますが、禁止してもスマホが気になるという状態が解消されるわけではありません。この対処は却って人々の集中力を低下させる要因になる可能性もあります。 そこで、アメリカ・南イリノイ大学(S…
on Nov 6
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多くの人がチョコレートを愛してやまない理由は何でしょうか。 甘い香り、口溶けの良さ、そして食べた瞬間の幸福感。 これらは単なる味覚の問題ではなく、実は心理的な要因が深く関わっていることが分かっています。 チョコレートが私たちの心に与える影響は、単なる嗜好品を超えたものです。 様々な研究によると、チョコレートには不安やストレスを軽減し、幸福感を高める力があることが明らかになっています。 特に、ゆっくりとチョコレートを味わうことで、ポジティブな感情が増し、ネガティブな感情が減るという結果が報告されています。 しかし、興味深いのはその異なる二相性です。 つまり、チョコレートは状況によって異なる効果…
on Nov 5
From kusuguru.co.jp
どこでもPC操作できる「指輪型マウス」が登場 - ナゾロジー
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薄型のノートパソコンなら、場所を選ばずどこでも作業できますが、マウス操作をどうするかという問題はなかなか解決しません。 ノートPCのタッチパッドも無駄にスペースを取っていますし、マウスを持ち運ぶのも邪魔になります。もっとシンプルな解決策はないのでしょうか? そんな私たちのニーズに合った新アイテムが登場しました。 スイスの技術愛好家グループ「パドローネ(Padrone)」が、「指輪型マウス」を発表したのです。 この指輪型マウスを装着するなら、従来のマウスは必要なく、ただ同じように指を動かすだけで、「クリック」「スクロール」などが可能です。 目次 従来のマウスに代わる「指輪型マウス」「指輪…
on Nov 5
From kusuguru.co.jp
判断をする時に情報が必ずしも多ければよいとは限らない - ナゾロジー
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物事の判断をするときに、情報を多く持っている方が、良い判断ができるはずと考える人は多いでしょう。 しかしその集めた情報が意思決定の精度を下げるケースがあるようです。 米スティーブンス工科大学のミン・ジェン氏らは、新たに得た追加情報が判断の質を本当に上げるのかを調べました。 実験では、参加者に「2型糖尿病」の症状の改善に必要な行動について選択肢問題を出し、糖尿病改善についての追加情報を与える場合と与えない場合での正答率を比較しています。 結果、「2型糖尿病」に罹患したことがある人は、追加の情報が与えられた場合に、与えられない場合と比較して、問題の正答率を下がることが確認されました。 過去に経験…
on Nov 4
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ヒト細胞から作られるバイオロボ「アンスロボット」とは? - ナゾロジー
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米国のタフツ大学(Tufts University)の研究者らはヒト気管支上皮細胞を使って、自律的に動くバイオロボットを開発することに成功しました。 このバイオロボット(アンスロボット)は、直径30~500ミクロンの球状多細胞生物で繊毛による推進能力を備えています。 これまでのバイオロボットは、外部からの制御を必要とするものがほとんどでしたが、今回は細胞自体が自律的に組織化し、独自に運動するという全く新しいアプローチです。 私たちの体の血管内を動き回り、患部を治療する医療用バイオボットは、何年も前から構想はありましたが、現在のところまだ実用化には至っていません。 人間の体内では、微細な血管が…
on Nov 4
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史上初、「排卵」が起きる瞬間をリアルタイムで撮影成功! - ナゾロジー
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「排卵」の瞬間をリアルタイムで撮影することに成功しました。 排卵とは、メスの体において成熟した卵子がその袋である卵胞を破って外に出てくることを指します。 これはメスの体が妊娠の準備をする上で、とても大切なプロセスです。 一方で、排卵は卵巣の奥深くで起こるため、排卵の一部始終を観察することはこれまで出来ていませんでした。 しかし独マックス・プランク研究所(MPI)は今回、メスのマウス個体から卵胞を取り出して、排卵が起きる瞬間を捉えることに史上初めて成功したのです。 その貴重な映像を見てみましょう。 研究の詳細は2024年10月16日付で科学雑誌『Nature Cell Biology』に掲載さ…
on Nov 4
From kusuguru.co.jp
なぜ人はわざわざ「恐怖体験」を求めてやまないのか? - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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「恐怖」は私たちが感じる最も強烈なネガティブ感情の一つです。 ところが世の中には、ホラー映画を観たり、ホラーゲームをしたり、怪談ユーチューブをラジオ感覚で聴いたり、お化け屋敷に行ったり絶叫マシーンに乗ったりと、好んで恐怖体験を求める人がたくさんいます。 わざわざ恐怖を求めてしまう人間の心理とは一体何なのでしょうか? 米ペンシルベニア州立大学(Penn State)の心理学者で、スリラー小説の作家でもあるサラ・コラット(Sarah Kollat)氏は「コントロールされた恐怖体験を味わうことには、人間の生存にとって多くの利点がある」と指摘します。 では、恐怖体験を楽しむことで得られるメリットを3…
on Nov 4
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反科学の人たちは自分の知識に高い自信を持つが、実際テストすると「最低レベル」だった - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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「科学者や医者たちの総意」を強く拒む人はどこにでもいるものです。 そうした人々は世に知られている科学的知識に反して、強い持論を持っています。 ところが米ポートランド州立大学(Portland State University)が2022年に行った研究によると、科学に反対する人々は、自分の知識や能力を過大評価していると判明。 反科学の人たちは自分の知識が最高ランクだと信じているにも関わらず、テストを行うと、実際の知識は最低ランクであることが示されたのです。 研究の詳細は2022年7月20日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 目次 普遍的な「科学的知識」を…
on Nov 3
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食べることを我慢しない!運動で健康的に痩せるためにはどうするべきか - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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短期的に体重を落とすことを目的とした場合、運動をしなくても、食事を極端に減らせば、その目標は達成できます。 ただ、極端な食事制限による減量は、脂肪ではなく筋肉が落ちてしまい、健康面やリバウンドリスクを考えると、デメリットが目立ちます。 最近、カナダ・ラヴァル大学(Université Laval)のナタリー・アルメラス教授らの研究グループは、中年男性たちを対象として、1週間で1144kmの距離を自転車で走破してもらうという、ユニークな実験を行いました。 この際、研究チームは、体重がなるべく落ちないことを目的として、ビュッフェを提供するなど十分な食事を与え、運動で消費したカロリーをなるべく補え…
on Nov 3
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フタを閉めても壁に飛び散ってる!衝撃の便のウイルスを可視化 - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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公衆トイレを使用する際、壁側にある「小物を置くための棚」は衛生的に問題ないでしょうか。 また、トイレ掃除の際、コロナウイルスやノロウイルスを防ぐため、どこを重点的に掃除したり除菌したりすべきでしょうか。 こうした疑問の答えを、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)の福田隆史氏ら研究チームが提出しました。 彼らは水洗トイレ洗浄時に発生するエアロゾルの空気分布を測定し、トイレをした後の水洗で、個室内のどこにどの程度ウイルスが飛散するか示しました。 この研究結果を知るなら、トイレでの立ち振る舞いがいくらか変化することでしょう。 研究の詳細は、2024年10月28日付の産総研の『プレスリリー…
on Nov 3
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幕府の御家人でも内職…江戸時代の武士はなぜそんなに貧しかったのか? - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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江戸時代の浪人が傘張りなどといった内職を行っているシーンは時代劇などでよく見かけます。 しかし副業を行っていた武士は何も浪人だけに限らず、仕え先のある御家人もしばしば副業を行っていました。 どうして江戸時代の御家人は副業を行っていたのでしょうか? この記事では江戸時代の武士がどのような副業を行っており、副業についてどう考えていたのかについて取り上げていきます。 なおこの研究は、東京都江戸東京博物館紀要13号に詳細が書かれています。 目次 俸禄はあれど、支出も多くて苦しい生活だった御家人植物の売買、傘張り、中には特技を生かした御家人も武士の副業の中にもカーストはあった 俸禄はあれど、支出…
on Nov 3
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AIに物理法則を学習させたら「未知の物理変数」で現象を表現する! - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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AIには人類が知覚できない「何か」が見えているようです。 米コロンビア大学(Columbia University)による2022年の研究で、AIに物理法則を学習させ、それを表現するために必要な「変数」の数を考えさせたところ、現在の人類には理解できない要素が含まれることが示されました。 ありふれた振り子運動や回転運動でも、AIは人類とは異なる独自の変数を用いて物理法則を理解し、正確な運動予測まで成功させていたのです。 研究者たちは、AIは人類がまだ発見できていない未知の方程式と「変数」を用いて、物体の運動法則を理解している可能性があると述べています。 もし研究者たちの予測が正しければ、振り子…
on Nov 2
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芳香剤、実は分類上「空気汚染」アルツハイマー病のリスクとも関連 - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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自宅や車の中を気持ちの良い空間にするために、芳香剤を使用する人は少なくありません。 多くの人は、室内に満たされた香りを吸い込んで、心を落ち着かせたり、気分をリフレッシュさせたりしたいと感じているのです。 しかし、それら芳香剤が、私たちの健康に悪影響を及ぼすかもしれないことを考えたことはあるでしょうか。 中国の寧夏医科大学(Ningxia Medical University)に所属するヤンロン・ワン氏ら研究チームは、中国の1万人以上を対象にした研究によって、芳香剤の使用が高齢者の認知機能の低下と関連していると報告しました。 芳香剤に含まれる揮発性有機化合物(VOC)を取り入れ続けることでアル…
on Nov 2
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人はついついアンドロイドの心を読み取ろうとしてしまう - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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アンドロイド(人型ロボット)の開発が進んでいる中、ある疑問が浮かびます。 私たち人間は、アンドロイドと心を通わすことができるのか、という疑問です。 映画やゲームではアンドロイドと人間が心を通わせていますが、現実ではどうでしょうか。 私たちは、アンドロイドをただの「物」としか認識できないのでしょうか。 それとも、アンドロイドを「心を持つ存在」として見ることができるのでしょうか。 理化学研究所に所属する佐藤 弥氏ら研究チームは、人がアンドロイドの目の動きにつられるかどうかを実験する中で、人がアンドロイドの心を読み取ろうとしていることを発見しました。 研究の詳細は、2024年10月4日付の科学誌『…
on Nov 2
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ポリコレ・DEIに賛同する人も、ゲームプレイでは「セクシーなキャラ」を選ぶ - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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近年、ポリコレやDEIと言った用語をゲームの話題で耳にすることが増えています。 これらは要約するならば、「誰にとっても心地よい、不快感を与えないものを作るよう配慮しましょう」ということを言っています。 この文脈で特に矢面に立たされているのが、ゲームに登場するセクシーだったり容姿端麗だったりする女性キャラです。 こうしたキャラクターは女性蔑視や、容姿に優れない人への偏見に繋がる恐れがあるため、DEIの意識が高い企業ほどデザインに取り入れないよう心がけているようです。 そのため現在のゲームの多くは、人種や性別、文化や環境による差別や偏見を無くすようにキャラクターがデザインされることが多くなってき…
on Nov 2
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葉緑体をハムスターの細胞に移植成功!2日間光合成活性を維持 - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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ごく一部の小さな生物を除いて、葉緑体を持つ動物は存在しません。 では、ゲームの世界に登場するような、「葉緑体を持ち、光合成をする動物」を作り出すことは可能なのでしょうか。 最近、東京大学に所属する松永幸大氏ら研究チームは、藻類の葉緑体をハムスターの細胞に移植することに成功しました。 しかもその葉緑体は、少なくとも2日間、光合成活性を維持することができました。 もちろん、光合成できる動物を作り出すような段階ではありませんが、もしかしたら、こうした研究の先には、『ポケモン』のフシギダネのような生物が待っているのかもしれません。 研究の詳細は、2024年10月31日付の科学誌『Proceeding…
on Nov 1
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「キス」は類人猿の祖先の「毛づくろい」から進化した可能性 - 科学ニュースメディア!ナゾロジー
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「キス」は人間の愛情表現の中でも最も象徴的な行為の一つです。 キスは古くから世界中の文化圏で行われてきましたが、人類がどのようにキスを始めたのかはわかっていません。 しかし今回、英ウォーリック大学(UoW)の心理学者であるアドリアーノ・ラメイラ(Adriano Lameira)氏が「キスは類人猿の祖先の毛づくろい行動から進化した」とする新説を発表しました。 毛づくろいから一体どのようにキスが生まれたのでしょうか? 研究の詳細は2024年10月17日付で科学雑誌『Evolutionary Anthropology』に掲載されています。 目次 人類が大好きな「キス」はどのように生まれたのか…
on Nov 1